『put on the big boy pants』

2019年の社団戦最終戦前日に
ワールドカップ3連覇の夢を絶たれた
オールブラックスが3位決定戦にむけて
発されたメッセージだ。

戦っている種目、レベルは違えど
同じ言葉が今の私達にはピッタリ
当てはまるのではないか?と思います。

ねこまど     1勝14敗 7部降格
ねこまどタマ  3.5勝10敗

昨シーズンの歓喜から一転、今季は
両チームとも目標に遠く及ばず、
厳しいシーズンとなりました。

この結果になったのは、
参戦5年目、
そして昨シーズンの昇級という結果もあり、
どこか心の中で
「今シーズンもそこそこやれるのではないか?」
という慢心があったことは否定できないと
私は思います。

開幕節の厳しい結果
(ねこまど4敗、ねこまどタマ1勝3敗)で
一部のメンバーが感じた嫌な予感・危機感を
チーム全体に落とし込んで巻き返すことが
できなかったのはチームリーダーとして
非常に情けない限りで、チームメンバー
そして、看板を預かった「ねこまど将棋教室」、
北尾先生に大変申し訳なく思う限りです。

そんな逆境の中にあって、
来期の反撃にむけて明るい兆しは現れています。

期中に参加した華奈さん、昨季から参戦の
さくらさん、親子参戦の美奈さんと
女性メンバーが立て続けに社団戦初勝利をあげ、
「努力は裏切らないこと」を証明してくれたことは、
敗勢に陥るチームメンバーの心に、
「一から出直そう」「日々の勉強を大事にしよう」と
背中を押してくれたように思います。

また結果にはつながらなかったが、
自分たちで目標設定を行い、
目標を達成するための練習会の企画運営に
昨季に比べて
多くのメンバーが携わってくれたことは
頼もしくも感じます。

負けたところからどう立て直すかが
チームとしての真価が問われると思う。
「降格、目標未達」という結果に
ただ凹むのではなく、
「文字通り、大人のパンツをはいて」
今日からでも個々人の出来ることを積み重ねて
次の社団戦へ向かいます。

今期も、
色んな方々に私達ねこまど将棋チームの活動を
ご支援いただきました。
湯沢グランドホテル杯ねこまど将棋大会では
湯沢グランドホテルの皆さん、
アジア支部対抗戦ではバンコク支部の皆さん、
交流試合では棋松会やYahoo将棋部の皆さん、
様々な場所で私達ねこまど将棋チームの
メンバーと対局いただいた皆さん
そして何よりも
ねこまど教室の方々、北尾まどか女流二段
みなさまの支援と対局があって
今期も最後まで走り切ることができました。
全ての皆さまに改めてお礼申し上げます。
ありがとうございました。

「みんなで一緒に楽しみながら強くなる」
この理念は社団戦のシーズンが終わっても
胸に抱きながら、今日のこの一局に臨みたいです。

当たり前ではあるが
「フワッと行ったら簡単に持ってかれる」
そんな誰でも知ってることを
身をもって知らされた今シーズンでした。
まず、きっちり
大人の下着(ちゃんとした準備と心構え)をはいて
来期に臨みます。

(四間飛車とみー)

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